現在、日本で使用されているAGA治療薬はミノキシジル、フィナステリド、デュタステリド3種類あります。ここでは3つのAGA治療薬の発毛メカニズムを理解しましょう。
ミノキシジル外用薬
ミノキシジルはヘアサイクルの司令塔である毛乳頭細胞に作用し、発毛促進シグナルを出すことで発毛を促進するAGA治療薬です。
市販薬では、5%のミノキシジルと1%の外用薬があり、個人輸入薬市販で購入できます。
フィナステリド内服薬
フィナステリドはAGAの原因となるジヒドロテストステロン(アンドロゲンの一種)の生成を抑制することで、薄毛の進行を遅らせ、発毛を促進させるAGA治療薬です。
内服薬として使用される。先発品の「プロペシア」(MSD株式会社製品)が古くから使用されていますが、現在では複数のジェネリック医薬品(後発品)があります。
処方は医師との相談が必要です。
海外医薬品サイトで購入したら、処方箋不要が特徴です。それもオンライン薬局は大人気があるの原因です。
デュタステリド内服薬
デュタステリドはフィナステリドと同様に、ジヒドロテストステロンの生成を抑制することにより、AGAの進行を遅らせ、発毛を促進する薬です。
先発品の「ザガーロ」(グラクソ・スミスクライン社製品)が古くから使用されていますが、現在では複数の後発品(ジェネリック医薬品)があります。また、処方されるには医師の推薦が必要です。
AGA治療薬は勃起不全の副作用があるの?
AGAの男性の中には、薬の副作用である勃起不全を気にして、治療の開始をためらっている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、AGA治療薬を服用したすべての人に勃起不全が起こるわけではありません。
気になる勃起不全の副作用は、アンドロゲン代謝に影響を与えるフィナステリドとデュタステリドの内服薬です。
ミノキシジル外用薬は、アンドロゲン代謝に影響を与えない発毛促進薬なので、勃起不全の副作用はありません。
だから、EDの副作用に躊躇している方はミノキシジル外用薬を服用するのはおすすめです。